学生の声


S. L. さん(前期博士課程(修士課程)・留学生)
出身:政治・経済管理学部
指導教員:佐藤 峰
研究テーマ:中国上海市におけるストリートチルドレンに関する研究
私は学部生の時から社会学概論や社会保障学などを勉強し、ずっと地域研究と貧困コミュニティに関する研究と実践に関心を持っています。日本の大学院でストリートチルドレンに関する社会問題を研究するために来日しました。専門分野に踏み込んで、将来国際ソーシャルワーカーになる夢を果たせるよう頑張っています。
都市イノベーション学府で、専攻の学問を研究すると同時に、現代社会に対する鋭敏な問題意識と判断力を養成することによって、社会に関する問題関心を養い、社会現象に社会学的視点からアプローチし、実証的な方法を用いて分析し、そのメカニズムを理解する能力を養うことができると思います。また、社会学的な思考法と方法論を習得し、実践的な場面で、国際的な視野と人道的な立場から問題解決について提言できます。
壁にぶつかって、たくさん悩んだりする日もありますが、どんな時でも「自分は日本に来て何をしたいか」ということを一番に考えることと、「私はそれを実現できる」と信じることを忘れずに、しっかり進むべき方向を自分で照らしていくことができればと思っています。

 

E. L.さん(前期博士課程(修士課程)・留学生)
出身:外国語学部日本語専攻
指導教員:藤掛洋子
研究テーマ:フィリピン人と韓国人の間に生まれた混血児「コピーノ」について
学部の時から韓国に移住してくる多くの東南アジア女性とその子どもの生活に興味を持ち、教養科目を受講したり本を読んだりしながら「多文化共生」の勉強をしてきました。その中でもフィリピン現地で生まれた混血児「コピーノ」の存在を知り、研究が不足していることに疑問を持ったことをきっかけに研究に取り組み始めました。
この大学院を選んだ理由としては、教員と学生の距離がとても近く、丁寧に指導してもらいながら勉強していけると確信したからです。特に、藤掛洋子研究室では指導教員を含め、博士後期に在籍中の先輩たちや修士の仲間たちからたくさんのアドバイスをいただくことができます。仲間たちとの切磋琢磨した研究活動を通じ、途上国の人々と関わる姿勢を日々学んでいます。そのおかげで、去年の夏休みには一人でフィリピンに渡航し、1か月間のフィールドワークを行うことができました。
私にとって大学院生活は、「留学」という観点からは日本人を含め様々な国籍の人々とコミュニケーションを取ること、「研究」という観点からは途上国の人々と接しながら信頼関係を築いていくことで自分が成長していける機会だったと思います(日本の大手食品メーカー内定)。

 

D. H.さん(前期博士課程(修士課程))
出身:本学教育人間科学部国際共生社会課程
指導教員:松本尚之
研究テーマ:現代日本における狩猟の「再」生業化
私は本学の国際共生社会課程にて文化人類学を専攻し、狩猟をテーマに研究をしました。この時の縁もあり、卒業後、プロハンターの会社設立に携わり、併せて「職業としての狩猟」について研究を深めるため、社会人長期履修学生として、当学府に入学しました。
大学院では、生態人類学や環境社会学といった視点から、経済活動としての狩猟、自然環境、政治的な枠組みといった諸要素の相互関係に注目し、フィールドワークなどの質的調査を中心に研究をしています。
当領域は海外からの留学生も多く、研究分野も非常に多岐にわたります(ちなみに、私のような研究をしている学生は一人もいません)。中間審査会や院生ゼミは、多様な研究を知ることができ、非常に面白いものです。一見すると自分とは無関係の研究領域からも、自分にはない視点や方法など学ぶことが多くあり、刺激を受けています。私も、他の方々に知的刺激を与えられるような研究成果を出すべく日々奮闘しています。

 

K. H.さん(後期博士課程・留学生)
出身:経営学部
指導教員:小宮正安
研究テーマ:韓国メディアにおける日本イメージの変化
私は韓国出身で、5年前に来日して都市イノベーション学府博士前期課程(都市地域社会専攻)に入学しました。そして博士前期課程(修士)を卒業し、今は博士後期課程に在学しています。
都市イノベーション学府にはいろんな先生方がいて、私のテーマである日韓関係を歴史的な観点から、社会学、メディア論などの様々な角度で教えてくださっています。また、学生たちの交流も良く、違う研究テーマであってもお互い協力的な雰囲気で本当にアットホームです。現在私はメディアに出る仕事をしながら学校に通っていますが、仕事のため学校に行けない時もあります。その時は先生方や生徒さんたちの理解や協力で助かっています。最初は仕事しながら博士後期課程に進学するのが不安でしたが、今は諦めず両方やることができて本当にありがたいと思っています。